蔵造り商店街のまちなみに、たてもの全体をモルタルで塗って、看板のようなデザインとした店舗が点在しています。「看板建築」とも呼ばれる様式で、大正時代の関東大震災からの復興に際して、東京や横浜で流行したモダンなスタイルです。
大正時代から昭和初期にかけて、登米の大工さんも、その出入り商家のお施主さんと一緒に東京へ行き、こうした最先端のモダンな建築様式を吸収したといわれています。この登米の地元で、モダン都市の見聞の成果を発揮したのです。
「みやぎの明治村・登米町」は朝ドラ「おかえりモネ」の舞台・登米市にあります。みやぎの明治村をおよそ3時間ほどでコンパクトに体感できる観光まちあるきモデルコースも紹介しています。